「AIオンデマンド交通導入に関するワーキンググループ」を開催しました!

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 2021年8月から11月にかけて、AIオンデマンド交通導入に関するワーキンググループを以下のとおり4回開催しました。今後も、本ワーキングを通じてAIオンデマンド交通導入に関する幅広い情報共有・意見交換を行い、「移動がスムーズなまちづくり」分野におけるプロジェクトと連携した取り組みを推進していきます。

■第1回(8月6日開催)
オンラインセミナー形式で開催しました。事務局よりAIオンデマンド交通の事例紹介や、地域交通の課題とその対応等に関する説明をした後、市町村から事前に提出いただいた「地域公共交通の現状に関するアンケート調査」の結果を共有し、活発な意見交換が行われました。

■第2回(9月30日開催)
YouTube視聴による完全セミナー形式で開催しました。登壇者とその内容については、国土交通省総合政策局による基調講演や、AIオンデマンド事業者(10社)によるシステムや導入事例の紹介等が行われました。また、バス事業者(9社)にもご参加いただきました。

■第3回(10月25日開催)
損保ジャパン道修町ビルにて、講義形式とワークショップの2部制で開催しました。
第1部の講義では、大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)より、大阪市内で取り組まれているAIオンデマンド交通についてご説明いただきました。
また、第2部では、市町村職員が班に分かれてワークショップを行い、地域の交通課題の洗い出しや、AIオンデマンド交通の適用可能性について、活発な意見交換が行われました。

■第4回(11月18日開催)
損保ジャパン道修町ビルにて、講義形式とワークショップの2部制で開催しました。
第1部の講義では、大阪府よりAIオンデマンド交通とMaaSについて説明した後、ジョルダン株式会社より「経路検索ベンダーが語る公共交通やMaaSに必要な視点」についてご説明いただきました。
また、第2部では、市町村職員が班に分かれてワークショップを行い、AIオンデマンド利用者増加策やマネタイズ確保などの取組検討ついて、活発なアイデア出しが行われました。

AIオンデマンド交通導入に関するワーキンググループ概要

【設置目的】
・市町村課題のさらなる見える化
・AIオンデマンド交通の特徴や有効性、先行導入地域の調査研究
・交通事業者との役割分担及び持続可能な導入モデルの創出

【メンバー】
・AIオンデマンド交通に関心のある市町村 又は 高齢者の移動など地域公共交通の課題解消に取組んでいる市町村(21市町が参加)
・プロジェクトコーディネーター企業

【活動内容】
・スマートモビリティがもたらす変革に関する研究
・AIオンデマンド交通の有効性や先行事例の研究
・交通事業者(主にバス事業者)との役割分担・連携のあり方の研究
・コスト縮減、国の補助金活用に関する研究
・導入課題の解消に向けたバス事業者、プロジェクトコーディネーター企業等との意見交換
・その他、設置目的に資する取組み