2023年度総会ごあいさつ【大阪府CIO兼スマートシティ戦略部長 坪田 知巳】
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日頃より、OSPFの運営に多大なるご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
OSPFは、設立から4年目を迎え、おかげさまで、現在、454の企業・団体が参画する、全国で類をみない規模のコンソーシアムへと成長しています。
OSPFで進めてまいりました複数企業対複数市町村(n:n)での取組みも、多くのプロジェクトコーディネーター企業の皆様が中心となって進めていただいており、現在16市町で23のプロジェクトを推進しております。
皆様には、OSPFプロジェクトへ積極的にご参画いただきますとともに、今年度もまた第4期プロジェクトコーディネーターを募集しますので、我こそはという企業様はぜひご応募くださいますようお願いします。
さて、大阪府スマートシティ戦略部は、部が発足してから、はや3年が経過しましたが、大阪のスマートシティを着実に前進させるため、さまざまな取組みを推進してまいりましたし、皆様方にも率先して取り組んでいただきました。
大阪府では現在スーパーシティの実現に取り組んでいますが、その重要なプラットフォームとして、昨年度「大阪広域データ連携基盤(ORDEN)」を構築しました。今年度はORDENの本格運用をスタートするとともに、市町村や民間向けのデータ整備実務マニュアルを作成するなど、本格的なデータ利活用を手掛け、民間にもオープンなプラットフォームにしていきたいと考えております。
また、ORDENの機能を活用した新たな取組みとして、府民全員が利用できる「大阪マイポータル(仮称)」を整備し、必要な人に、必要な情報を、必要なタイミングで、場合によってはプッシュ型でお届けできるパーソナライズサービスを構築していく予定で、住民のQOL向上に繋げていきたいと考えております。
今日からちょうど2年後、2025年4月13日に「大阪・関西万博」が開催されます。
OSPFの取組みによって、府民の皆様の暮らしをどんどん豊かにしていく、生活を便利にしていくということで、万博のテーマでもある「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現していきたいと思いますので、会員の皆様方には、引続き、精力的にご支援・ご協力をくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。