第1回 市町村課題見える化ワークショップを開催しました。

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2020年9月11日、「第1回 市町村課題見える化ワークショップ」を損保ジャパン大阪ビル12階大会議室(大阪市中央区)で開催しました。

第1部・ワークショップでは、講師の江川 将偉 氏(一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会 ストラテジックアドバイザー)に、スマートシティ推進のためのノウハウや、府内各市町村が作成した「課題抽出・見える化シート」を元にステークホルダーマップ(※1)を作成する手法を解説していただきました。

第2部・事例紹介では、スマートシティの先進事例や課題解決につながるソリューション事例について須原 誠 氏(エストニア共和国(※2)大使館 特別補佐官)、株式会社ビットキー及びサステナブルテクノロジーズ株式会社に講演していただきました。

最後に江川講師と各市町村担当者間で、それぞれの市町村が持つ課題に関する意見交換を行い、各市町村の課題に関する現状や、今後の取組の方向性を共有しました。

※1 ステークホルダーマップ・・・行政や企業、組織などの市町村課題をとりまく関係者を一つの図上に表して視覚化したものです。複雑に絡む課題や関係を視覚化し整理をすることで、解決への糸口を発見する手掛かりになることがあります。

※2 エストニア共和国・・・面積約4.5万㎢(九州とほぼ同じ面積)、人口約130万人(大阪市のほぼ半分の人口)を有する1991年の独立以降「電子国家」として有名な北欧の国です。行政サービスの約99%が電子化されており、住民登録や確定申告などの手続きを、役所に行くことなくインターネットを使って行えるため、スマートシティの先進事例として注目されています。