富田林市において人流ビッグデータを活用した移動動態分析実証を開始します!【会員活動報告】

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【会員活動報告:富田林市、KDDI株式会社、株式会社GEOTRA】
本フォーラム会員である、富田林市、KDDI株式会社、株式会社GEOTRAは、2022年11月1日、人流ビッグデータを活用した移動動態分析実証実験に係る事業連携協定(以下 本協定)を締結し、実証を開始いたします。
富田林市の人流分析・未来予測により、地域住民と観光客との最適な交流を生む、生活一体型の観光地を目指していきます。
背景

富田林市は江戸時代から400年続く歴史のある寺内町などの観光資源を有する街で、2020年から5カ年計画の観光ビジョン(※)を掲げています。しかし、新型コロナウイルス感染症の広がりによる観光客の減少・外出自粛などの影響で、旅行回数の減少や近場への旅行が増加しています。2020年に策定した観光ビジョンは現状に即した変更が必要であるのにもかかわらず、観光客の行動変容を示す具体的根拠や変更すべきポイントの明確化が困難であったため、有効な検証を進めることができずにいました。
(※)富田林市観光ビジョン(https://www.city.tondabayashi.lg.jp/uploaded/attachment/64544.pdf

 

本協定について

1.本協定の内容
(1)目的
人流ビッグデータを活用した移動動態分析の実証実験を行い、富田林寺内町の観光客の流入・流出などの行動変容を可視化し、富田林市の観光ビジョンの変更・策定に活用します。観光分野における現状課題を明確化し、その解決を目指すことを目的とします。

(2)締結事項
①GEOTRA Activity Dataを活用した移動動態分析に関すること
②その他本協定の目的を達成するために必要と認められる事項

2.大阪府内での展開について
2022年度中に富田林寺内町における移動人口動態の可視化を進め、2023年度以降にその結果に基づいた効果的な観光施策の検証、実施を行う予定です。
本協定を通じて、3者は、富田林市の人流分析・未来予測により、地域住民と観光客との最適な交流を生む、生活一体型の観光地を目指し、富田林市の未来のまちづくりに貢献していきます。

参考:プレスリリース

プレスリリースはこちら(PDF)をご覧ください。