「OSAKA Smart City Meet-up」を開催しました。

RSS購読

2020年10月28日、グローバルビジネスハブ東京(東京都千代田区大手町1丁目9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F)にて「OSAKA Smart City Meet-up」を開催しました。
イベントでは、アフターコロナの新しい緑の空間づくりが始まっている泉北ニュータウン(大阪府堺市)の課題解決に向けた基調講演や堺市によるプレゼンテーション、プレマーケットサウンディングなどを行い、盛況のうちに終えました。

Session1 基調講演「アフターコロナのまちづくり」
Session1の基調講演では、「アフターコロナのまちづくり」と題し、大島 芳彦氏(株式会社ブルースタジオ専務取締役・クリエイティブディレクター)にご講演いただき、NESTING PARK KUROKAWA(多摩ニュータウン/東京都多摩市)や、双葉駅西側地区災害公営住宅プロジェクト(福島県双葉町)、morinekiプロジェクト(大阪府大東市)などの事例をご紹介いただきました。

トークセッション
大島氏と泉 英明氏(有限会社ハートビートプラン代表取締役・都市プランナー)によるトークセッションでは、泉北ニュータウンにおける多様で魅力的なライフスタイルや、緑地を各地区の中央部に集中させた「緑道ネットワーク」の構築による独自性など泉北ニュータウンの再生に向けた意見交換がなされました。

Session2 泉北ニュータウンでつくろう「新しい暮らし」- 緑と暮らすリモートタウンをPPPで実現 –
Session2では、泉北ニュータウンの再生にかける意気込みについて、永藤堺市長からのビデオメッセージをご紹介した後、堺市職員より泉北ニュータウンをフィールドとした企業・大学等と連携した取組である「SENBOKU NEW DESIGN」などのプレゼンテーションをしていただきました。

パネルディスカッション
大島氏、上山 信一氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)、坪田 知巳(大阪府CIO兼スマートシティ戦略部長)、堺市職員によるパネルディスカッションでは、大島氏や堺市によるプレゼンテーションを踏まえ、泉北ニュータウンの持つポテンシャルや泉北ニュータウンの再生のための多様な主体による「投資」や「コラボレーション」の重要性について議論されました。

Session3 いよいよ本格始動!大阪のスマートシティ
Session3では、スマートシティ実現に向けて、吉村大阪府知事からのビデオメッセージをご紹介した後、坪田より、大阪コロナ追跡システムをはじめとしたこれまでの取組や、企業と自治体による社会課題解決の新たな手法である「公民共同エコシステム」について、府内市町村による具体的な取組事例などを交えながらプレゼンテーションをしました。

Session4 大阪スマートシティプレマーケットサウンディング
Session4では、会場参加した多くの企業から、大阪府・堺市職員に向けて、各社の持つソリューションの紹介や、今後の連携に向けた意見交換などが活発に行われました。

(写真)小池 大介

基調講演を行う大島氏
大島氏とトークセッションする泉氏
トークセッションの様子
永藤堺市長のビデオメッセージ
堺市職員によるプレゼンテーション①
堺市職員によるプレゼンテーション②
パネルディスカッションの様子
吉村大阪府知事のビデオメッセージ
坪田氏によるプレゼンテーション
プレマーケティングサウンディングの様子