スマホで簡単登録。“妊産婦のホテル避難制度”を開始します。【会員活動報告:泉大津市】

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【会員活動報告:泉大津市】
 コロナ禍で在宅避難などの分散避難が必要な中 、洪水浸水想定区域では避難指示等により自宅からの立ち退き避難が必要となる可能性も高く、人が多く集まる避難所の感染拡大防止は大きな課題となっています。
 泉大津市ではこれまでも災害時の要配慮者の特性を踏まえ、避難生活に必要な空間確保のため、高齢者施設や障がい者施設を運営する8つの社会福祉法人と災害協定を締結し、福祉避難所を整備してきましたが、妊産婦専用の避難施設はこれまでありませんでした。
 そこで、避難先での妊産婦の感染リスクを低減させるため、避難所の福祉スペースに加え、ホテルの個室を避難所として利用できる制度を9月中に開始します。
 制度の対象は洪水浸水想定区域に居住する妊娠中または出産後1年以内の方で、ホテルは市と災害協定を結ぶ、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津とホテルきららリゾート関空の2ホテルになります。
 利用にあたっては、グラファー株式会社が開発したデジタル行政プラットフォーム「グラファースマート申請」を活用し事前登録していただくことで、市役所に行かなくても自宅から数分で手続きが完了します。
 泉大津市は引き続き、ICTを活用し、人と時間にやさしい市役所づくりをめざします。

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 泉大津市プレスリリース