競争環境の激化や人手不足などにより、今まで以上の生産性や顧客体験価値の向上が問われる時代となってきました。そうした課題解決で注目を集めるのが第５世代移動通信システム（以下「５G」）です。５Gの特徴は、高速・大容量／低遅延／同時多接続であり、DXツールやIoT機器には通信が必須となりますが、これら５Gの機能を使うことで、これまでにない新しい製品・サービスが生み出され、製造業や建設業、物流、農業など幅広い分野で革新をもたらしていくことが予想されています。
　大阪市では、2025年大阪・関西万博を見据え、新たなビジネスに取り組む中小企業等を支援し、地域経済の活性化を図るため、５Gの関連分野におけるビジネス創出の推進に取り組んでいます。
　このたび、中小企業等における業務効率化や生産性向上などに資する５Gを活用する新しい製品やサービスを試行的に導入する経費の一部を補助する「５G導入トライアル補助金」の対象となる事業を募集します。なお、このプロジェクトは、大阪市の中小企業支援施策の執行機関である大阪産業局が交付金による事業として実施するものです。